わんさかわっしょい体験博 レポート③

~わんさかわっしょい体験博 2021~
『天然染料で染める草木染め体験』くろがねの会ガイド付き
案内人は、歴史と文教の町・佐川の魅力を発信するくろがねの会の有志で結成した「くろがね家」のみなさん。
わんさかわっしょい体験博には「草木染めのすばらしさを体験してほしい」という想いで参加されています。
今回は、「タデ藍」「ヤブマオ」「柿渋」の3種類での草木染め体験+佐川の町並散策です。
【体験からの発見】
染めの色味、布に入れる模様は人の数だけあり、一点物の作品になります。
輪ゴムや板、10円玉などの様々な物を使って絞り模様を入れていましたが、
中にはボトルのキャップを使っている方もいて、驚きました(゚д゚)!
「ここはいろんな物を使って絞り染め体験をさせてもらえて、うれしいです(^^♪」と言われている方もいました。
まさに、「すばらしさを伝えたい」という想いからいろいろと提案されているのだと思いました。
【正解のない楽しさ】
合成染料で染める場合は、色が安定しますが、植物の色素を用いて染める天然染料は、
植物の採取場所や時期により、色味が異なります。毎回、どんな風に染め上がるかワクワクしそうですね。
そして、創造しながら作り始め、待ち時間、仕上がりなど、どの過程も楽しめるのが魅力のひとつ♪
素材によっても染めの色味が変わっていました。シルクに染めるのか、綿に染めるか。
素材選びからもワクワクしますね^^
【ガイドで佐川の魅力を発信】
歴史を感じる建物が並ぶ佐川の町並みは、だた見て周るだけでも楽しく、素敵な写真映えスポットになります。
しかし、説明を聞きながら周るとよりその建物の魅力に気づいたり、植物が咲いていることを
教えてもらえたり、普段なら気づかないところにもたくさん目がいきます。参加者のみなさんも
「へぇ~」「そうなんだ」「知らなかった」などと声をもらしながら散策を楽しまれていました!
【最後に】
和気あいあいと居心地の良い空間で、みなさん自由な発想でいろんな絞り方に挑戦されていました!
お家でも楽しんでもらえるよう染料のお土産付きで、その場の体験だけで終わらないのは有り難いことですね^^
観光協会などで商品も販売するなど精力的に活動をされている「くろがね家」のみなさん。
地域のみなさんが元気に楽しく活動をされていることが、活気ある地域に繋がっているなと感じました。
by地域おこし協力隊 原田恵美